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  • また 軍隊による性暴力事件発生 ~ 住宅街で女性を襲う

     事件は去る4月17日に起きていたが、当日被害女性の訴えによって捜査していた警察官を突き飛ばしたとして公務執行妨害で逮捕されていた米軍属が、30日強制性交未遂で逮捕されたもの。

     繰り返し起こる軍隊による女性への性暴力に怒りを禁じえない。

      <7月31日 琉球新報>

     沖縄の女性たちは、「軍隊は構造的暴力」であるとして、小手先の対策ではなく、根本的な防止策は基地・軍隊の明確な縮小・撤退しかないと訴え続けている。

    <8月31日 琉球新報>

     


  • 県議会も抗議決議 ~ 米兵による性暴力事件

     県議会米軍基地特別委員会は、米兵による性暴力事件を受け、政府や米軍に対する抗議決議の本会議への提起を、全会一致で決定、24日の本会議で可決される見通しとなった。

    <16日 琉球新報  ↑>

     

     同じく17日、女性たちの抗議の記者会見も報道された。

     <17日 琉球新報 ↑>

     <沖縄タイムス 18日 ↑ >

     女性たちが記者会見をしたその日、また酒がらみの事案で、米兵が逮捕される事件が起きていた。

     女性たちの記者会見を伝える17日の琉球新報は、同じ紙面で「酒に酔った米兵が器物損壊の疑いで逮捕された」と報じた。基地が集中する沖縄で、いかに米軍がらみの事件事故が多発しているかを如実に示している。

     報道によると、那覇署は16日未明、那覇市内の路上に停車していたタクシーを蹴りドアを損壊したとして、普天間基地所属の海兵隊員を現行犯逮捕したという。犯行時被疑者は酒に酔っていた。

     明け方の国際通り周辺では、毎日のように酒に酔ってたむろする米兵の姿が、多くの市民によって目撃されており、事件事故が起こるたびに米軍が口にする綱紀粛正やリバティ制度が、いかにいい加減で、機能していないかを露呈している。

     


  • またもや起きた軍隊による性暴力事件

     またもや米海兵隊員による女性への性暴力事件が発生した。被害女性の通報により駆けつけた警察官を突き飛ばしたとして公務執行妨害で逮捕・拘束されていたキャンプ・コートニー所属の海兵隊員が、去る11日、強制わいせつの容疑で再逮捕されたことで、事件が明らかになった。

     

     沖縄では、2016年のうるま市における元海兵隊員による20歳の女性殺害事件や、19年の北谷町での米海軍兵士による女性殺害事件の記憶もいまだ生々しく、被害に会った女性にとって、繁華街の路上で突然屈強な米兵士に抑え込まれ、強引に衣服や身体に触られることが、いかに恐怖であったか、想像を絶する。

     

    <琉球新報 2月13日>

     

     在日米軍基地の70%余が集中している沖縄では、このような軍隊による女性への性暴力事件が、戦後ずっと起こり続けている。そもそも軍隊による女性への暴力は、力によって相手を支配するという軍事主義に内在する構造的暴力と、その根底にある女性差別によって引き起こされる。基地・軍隊がある限り女性への暴力はなくならないとして、沖縄の女性たちは、あらゆる暴力の根源である基地・軍隊の、沖縄からの撤退を求め続けてきた。

     基地・軍隊を許さない行動する女たちの会を中心とする沖縄女性たちのネットワークでは、今回の事件を受けて、来週早々にも記者会見を開き、抗議声明を発表する

     

     


  • 95・10・21県民大会から25年 ① ~ 軍隊の性暴力止まず

     1995年10月21日、参加者8万5千人が結集する復帰後最大(当時)の県民集会が開かれた。前月に起こった米兵による少女への性暴力事件をきっかけに、戦後この方起こり続けてきた事件事故、環境汚染、人権侵害など基地あるが故不条理に対するに県民の怒りと抗議の結集だった。あれから25年、沖縄の米軍基地はどう変わったのだろうか?

     


  • 辺野古設計変更に意見書18,904件 ~ 不承認を求める声多数

     沖縄県は、辺野古「新基地建設設計変更」に対する意見書が、9月30日速報値で15,000件、その後さらに増え最終的に18,904件に達したと発表した。

     新基地建設に反対する市民グループなどが、意見書の提出を呼び掛ける学習集会を開くなどの働きかけもあり、2013年の6倍に達した。多くの県民、国民、海外の人権、環境問題に取り組む人々の間で、改めて辺野古への関心の高さが示された。