新年のごあいさつにかえて   立ち止まって話し合おう!助け合おう 

 昨年、21世紀の幕開けの年を、平和な世紀へと希望を抱いて迎えた私たち。
しかし、アメリカを襲った9月11日のテロ事件とそれに続く報復攻撃は、それらを食い止める事のできなかった
無力感が世界を被いました。私たちの営んでいる日々の生活は、実は過去から未来と、また今を生きるすべて
の子どもたちのいのちにつながっていることを、深く気づかされました。沖縄と比べ大変な寒い夜を、20年余の
内紛でアフガンの子ども、女性、人々が寒さと飢えで過ごしていたことを、私たちはどれほど知っていたでしょうか。

 基地の島沖縄は、予想をはるかに越える観光客の激減に見舞われ、観光関連産業の倒産、リストラや採用
見合わせが相次いでいます。那覇市議会でも、米軍基地がもたらした観光産業への影響を深刻に受け止め、
政府にその損害補償を訴える代表団をおくりました。それと合わせて、観光客の落ち込みを市民力でカバーしよ
うとする県民一泊運動を支援しています。去年のサミット開催が沖縄観光に繋がる約束はもろくも崩れて、基地
のない平和の実現こそが最大の観光資源であることを痛感させられました。

  10月13日から「保護命令」「接近禁止命令」がDV防止法で適用されました。
 議員になる前の11年間女性たちの相談に関わり、時には夫・父親の暴力から妻と子供たちを安全な環境に
逃がすことの困難さを知っている者として、法律制定を喜んでいます。行政としての具体的な支援策が必要で、
また、暴力とは何か、暴力を許さない社会の意識啓発が大事です。家庭、学校、地域社会、そして国際社会で
まだまだ暴力・武力が容認されているのではないでしょうか。

 みなさまのご支援で今年7月4期目の当選を果たし、また8月の議会組織では、副議長に選任され、9月議会、
12月議会と2回の定例議会が経過しました。議長に代ってさまざまな陳情を受けたり、行事への出席など、また、
全国道府県庁所在地市議会議長会への出席を通して、これまで以上に議員、議会の役割と責任を認識させられ
ています。 異なる立場、経験を持っている人々との対話、助け合う関係を深め、共生社会を築いていきましょう。

    高里 鈴代


◇◆◇安謝保育所の民間委託問題◇◆◇

市長!市民の目線の市政を求めます!

父母の不安や疑問に振り切り、強行されようとする安謝保育所の民間委託問題 9月議会で私も含めて10人の議員が代表、個人質問で取り上げ、12月議会ではさらに激しい議論が交わされたのが、安謝保育所の民間委託問題。公立保育所の中でも最も地域の保育ニーズに応えているモデル的存在の安謝保育所を、市長のトップダウンでいきなり来年4月から民間委託を行うというものです。

公立保育所の民間委託の動きは全国でも起こっています。しかし、那覇市のように、行政が長期的な計画を立てず、また父母、保育者、学者などの専門家で構成する審議会も設置せず、経費の節減を中心にした民間委託の強行は、全国的にもほとんど例がありません。

那覇市の子どもたちが安全で心身健やかに育つ保育環境を願う立場から決して無視できない問題です。 今年の8月、49項目の重要施策の改革を進める「重要政策マネージメントシステム」が発表され、その中に公立安謝保育所を平成14年4月から民間委託する計画が含まれました。しかし、驚いたことは、5月の時点の資料には、民間委託の実施時期を平成15年4月としているのに、8月の最終段階では、市長、三役調整でトップダウンされ実施時期が逆に1年早まって平成14年4月になっているのです。

大事な子どもの福祉政策の変更には時間をかける事はあっても経費節減最優先であってはならないはずです。

那覇市の保育課題は、 @待機児童のゼロにする。 A多様な保育ニーズに応える B認可外保育園への支援。
Cコストの効率性、 です。

現在の19の公立保育所と35の認可保育園、そして、110の認可外保育園に潜在的待機児童が多く保育されながら十分の指導や支援が得られていな現状があります。 那覇市は保育行政の課題を明確にした長期保育ビジョンを来年策定する計画だと答弁するのですが、では何故それと切り離して安謝保育所の民間委託だけを急ぐのしょうか。

9月以降安謝保育所父母会への説明で市長は、「保育の質は低下しない」「2700万〜3000万の経費節減は認可外保育園の児童への支援施策にまわす」など十分な資料の裏付けがない説明を一方的に行い父母の理解は得られていません。公立保育所父母会、12月3日には「安謝保育所民間委託の慎重検討および保育環境の整備を求める陳情書」が子どもの保育環境を守る会(会長新元時雄氏)へ、行政の対応は不充分です。

12月議会では、市民・社社ネットと共産党との共同提案による民間委託準備費に反対する修正案が否決されため、結果は27対15で民営化への予算が採択されました。 しかし、子どもたちの保育環境を守るのは父母であり、市民です。民間委託の是非を、その過程の在り方を継続して取り組んでいかなければなりません。

どうぞ、ご意見、情報をお寄せください。


議会報告 2001年6月那覇市議会 質問項目

〜代表質問より

1,平和・人権政策について。

 ハンセン病患者の隔離政策がいかに基本的人権侵害であったか、元患者の方々が国の賠償を求めて起こした 裁判が5月11日勝訴した。 市長の見解は?元患者の方々の人間回復への行政課題は?

 今年36回目を迎えた憲法記念日講演会。市が今年から後援を降りた真意は何か。

2,事務事業の推進、市民サービスの充実

 那覇市はとまりんの経営改善策として、平成11年度に大規模にとまりんへ移設した。今回また同じ目的で、大規模に事務所の移転を図るべく、2,000万円余の補正を組んでいる。経営改善策と、市民サービスの停滞との間で、以下の点について伺う。
  @とまりんから壺川への移転部署課及びその経費/A短期間に再三移転することによって生ずる市民の不利益/B女性センターなど、恒常的に活用している市民が移転に伴って生じる不便をどう認識し、対処していくか/C那覇防衛施設局のとまりん転居は、実際にどの時期に、そして使用期間は、どの期間か。また使用する面積賃貸料はどうなっているか。どのようにとまりんの経営改善につながるのか/D予定では防衛施設局はとまりんの3階以上を占用使用するということだが、ウォーターフロントとして建設された目的使用外にならないか。 現在、市民に開放されている3階港側のデッキ使用はどうなるのか。

3,子どもの心と体の安全保障について

シックハウス症候群とは、住宅建材、塗料、接着剤に含まれるホルムアルデヒド等の化学物質が原因で、頭痛や吐き気、目、喉、皮膚への強い刺激や、痛みが起こったり、ひどい場合には、呼吸困難を引き起こす病気のこと。学校、保育所、児童館の新改築が行われたが、どのような基準をもって臨まれたか。そして今どのような基準をもっているか。

 アトピー、アレルギー、アトピー性化学物質過敏症など、子どもたちが苦しんでいるが、那覇市の現状をどのように把握しているか、乳幼児児童生徒の実態をお尋ねする。

 次に、先日も那覇市の女子中学生が覚せい剤使用によって保護された事件が、しかも国際通りの真ん中で起こっている。報道を受けて、どのようにお考えか。事件発生後、教育委員会としては、どのような対策がなされましたか。

4,経済環境行政について

 那覇市の新焼却炉は、ストーカ炉+灰溶融炉に決定され、規模も450tとなりった。私自身は、これは規模は大きすぎと考える。新焼却炉の決定と、ゼロエミッション計画との整合性は?

 5月1日より食品リサイクル法、食品循環資源の再利用等の促進に関する法律が施行されました。この法律の設立の趣旨は、ホテルやレストラン等で排出される、いわゆる食べ残しが、大変大量になっていることを考え、これを資源化する、しなければならないという法律である。資源の有効利用を図ろうとするこの法律の制定を、那覇市はどのように受け止め、今取り組もうとしているか。具体的な施策について伺う。

〜個人質問より〜

 那覇市は、1999年12月に那覇市福祉のまちづくり条例を制定し、翌(去年)4月から施行されて、1年を経過した。その中でも特にハード面を中心に、以下、5点についてお尋ねする。

1, 例に基づいて、特に公共の構築物、道路、公園、その他、整備されるにあたって、指導課が調査・指導した件数、種別、内容について。

2, 2年目に向けて、どのような点を改善すべきだと今認識しているか。

3, 共同住宅について、現状では20世帯以上、あるいは1,000u以上というふうに、その対象を規定していますが、それではそれ以下であれば、どうなっているのか。それ以下はすべて見過ごされていいのかどうか、そうでないはず。今持っている基準を、よりきめ細かく改正していくべきではないか。

4, 6月号の市民の友に、バリアフリーの実態調査を行う今年度の予算6,000万円が付き、内容が都市計画などにも反映されるということで、調査の協力が呼び掛けられている。より具体的に、どの機関で調査を行い、結果はどのように施策に反映される予定なのか。

5, 心のバリアフリーも含め、真のバリアフリー社会への達成目標、年度計画について。これから向かう真のバリアフリー、あるいはそれを越えて、ユニバーサルデザインを目指すまちづくりに向かって、どのような目標をもっているか。

 
議会報告 2001年9月那覇市議会 質問項目


保育行政について

1,那覇市の保育行政の基本理念と課題について

2,安謝保育所の再スタートにおける保育事業内容と、市立保育所に及ぼした保育内容の変更について

3,民営化実施の時期と委託先決定は、どのように進められているか

4,待機児童解消に向けた認可外保育園の認可取得に対し、どのような基本方針を持っているか

DV防止法制定を受けて

 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」が今年4月に公布、10月より施行する。この法律について、市民への周知を図り、被害者の救済や暴力防止策に向けた市の具体的施策の推進について

生ゴミの減量化計画の達成目標について

1,生ゴミ処理機の助成事業の成果について

2,大型生ゴミ処理機の導入の実績と拡大計画は、具体的にどう実施していくか

3,学校、保育所、福祉施設など、実態の把握・達成度について

4,市の生ゴミ減量年次計画について

 
議会報告 2001年12月那覇市議会 質問項目

安心して過ごせる環境の整備に向けて シックスクール、シックハウス症候群対策について

1、宇栄原小学校はどのような基準に基づいて改築されるか

2、母子生活支援センターの建築においては、どんな指針値を持っているか。

3、那覇市の公共施設の建設、増改築において、全庁的な統一した指針が必要ではないか。取組みについて。

4、保育士、教師はもとより、福祉、教育、保健、建設関係職員に対しては、問題に対する理解、正しい認識を持つための学習、啓発が必要である。その機会の設置について伺う。

安謝保育所の民間委託について

1、重要政策マネージメントシステムにおいて、最初は民間委託計画は、平成15年4月であったのが、なぜ、平成14年4月に繰り上げられたのか

2、全国的にも民間委託の動きはあるが、評価できる自治体はあるか

3、平成14年度に策定する計画の「中・長期保育計画」において、民間委託も含めて検討するのが市民本位の市政ではないか