高里鈴代市議会報告 2002年2月議会 質問と答弁

今回、取り上げました私の質問の3点は、平和行政と環境問題、あるいは学校の環境教育と
新たに設置される「森の家みんみん」、それから福祉施設であって公共施設である場の環境の
取り組み、そういうみんな二つずつを私は組み合わせて質問をしています。

 

 

平和行政について ”市長の訪ロシアの目的は?

那覇市でのゴルバチョフ氏の講演は、市民に多くの感銘を与えておりましたが、そ
の中で特に印象に残ったのが、「沖縄は自由のために闘っている島として全 世界
で有名になった。以前は大きなデモが起こっていたことを覚えている。私は 軍事力
で平和を維持できるとは信じていない。沖縄は重要な地域と言われるが、 それは
以前の話。ソ連は、アフガニスタンや中央ヨーロッパなどにあったすべて のソ連の
軍隊を引き上げた」とコメントなさりながら、「特にこれからの重要な課題 は、貧困
をなくしていくこと、環境問題である」と強調しておられました。

 しかし、残念ながら、同氏が沖縄を訪問している間には、同氏のそれまでの冷
戦を終結させたということは強調されながらも、現在ゴルバチョフ氏が活動してい
るグリーン・クロス・インターナショナルの活動については、滞在中、地元新聞で
も報道されなかったことをとても残念に思います。

 1993年に創設されたこのグリーン・クロス・インターナショナルという環境団体は、今や国際的な、世界的な環境
団体となり、21カ国に支部を持つ団体ですが、その五つの重要課題のうち、その重要課題の最重要課題として、
戦争の環境への後遺症、冷戦の後遺症プロジェクトというものを掲げております。そして、冷戦から生じた様々な
環境破壊、人体への影響、そのことについて取り組んでいるわけです。

 そういうことからしますと、私は、同氏の過去の政治家としての活動も当然ですが、現在取り組んでいるこの活動
について、もっと評価が必要ではないかと考えております。  市長は、今回、約300万円の予算をかけてロシアを
訪ねるということですが、これはロシアのどこかの自治体との姉妹都市、あるいは市民の交流を目的にしていらっし
ゃるのか、あるいはゴルバチョフ氏が主張するこのような国際的な環境団体の活動に協賛し、そして支援するという
こともその視野に入れていらっしゃるのか、その団体の評価も併せて、今回の訪ロシアの目的をお尋ねしたいと思
います。  


長嶺紀雄 総務部長

昨年11月14日、那覇市民会館において、元ソビエト連邦共和国大統領、ノーベル平和賞受賞者、ミハイル・ゴルバチ
ョフ氏をお招きし、市制施行80周年記念事業として記念講演会を開催し、多数の市民・県民の皆様方が大きな感銘を
受けた ことは、ご承知のとおりでございます。また、本市滞在の折りには、市役所の訪問、翁長市長との対談、識名
園における歓迎会 など を通して、市民・県民の皆様と間近に接するといった形で、交流も深めていただきました。

 このようなことから、ロシアを代表するゴルバチョフ氏との交流の絆をより深め、那覇市とロシアの交流推進につなが
れば、那覇市民共有の大きな財産にすることが可能であると考えております。また、ゴルバチョフ氏は、1993年3月に
地球規模で地球環境保護の必要性を訴え、 グリーン・クロス・インターナショナルを設立し、自ら会長としてできるだけ
多くの仲間たちと手を携え、地球環境と地球の生命を守るため、全世界的な活動を推進していることは、よく知られて
いるところでございます。

 このようなことを踏まえ、今回、市長が予定をしているロシア訪問につきましては、那覇市訪問に対する答礼というこ
ともございますが、今後の交流や地球の生命、環境を守るためのグリーン・クロス・インターナショナル等につきまして
も視野に入れながらということでございます。


高里鈴代

「グリーン・クロス・インターナショナル」の活動についても、既に周知をしているということで喜んでおりますが、 今ま
での市長の答弁を伺いますと、まず言ってみてお話をして、交流を深めて、市民レベルでどういう交流が 可能なの
か、あるいはそのような形で世界の平和にどう貢献できるのかというご答弁がありました。 それで 今の答弁により
ますと「グリーン・クロス・インターナショナル」の活動も視野に入れてということでありました。

 それで市長にやはりここで伺いたいんですが、この「グリーン・クロス・インターナショナル」の場合の5つの要課題
の中の特に一つが、冷戦の後遺症、冷戦がもたらした環境への負荷ということなんです。私は、ゴ ルバチョフ氏の
偉大さはそこにもあると思っています。冷戦からもたらした様々な問題が、実は自国の国民も 貧困な状態に留めて
しまった。あるいはその間に、その超二大大国が軍拡競争をしている間に、他の地域に どれほど大きな紛争や、あ
るいはそれによってもたらされる環境破壊があったかということも踏まえながら、今、 冷戦の後遺症ということに取り
組もうとしているわけです。

 まさに沖縄は冷戦の島です。これは英語でコールド・ワー・アイランド・オキナワという本も出ているんですがのよう
に冷戦から派生しているときの状態から出ているキャンプハンセンの問題であり、あるいは軍港のもたらしているか
もしれない環境汚染などがあります。

 そういうことからしますと、私は、グリーン・クロス・ジャパンの場合は、もっと一般的な環境問題、環境教育に取り
組んでいますが、むしろ沖縄でグリーン・クロス・オキナワというくらいの視点をもって、今後の交流の可能性を見出
していくということはどうなんでしょうか。そういうことを事前に調査をしたり、あるいは資料を調べたり、準備をしたり
ということの可能性があるのかどうか、出発前にその可能性があるか伺いたいと思います。


翁長雄志 市長翁長雄志 市長

私は、よく申し上げている言葉に、人類はいくつに分裂しても地球は一つであるという感銘した言葉をいつも申し上
げているわけですが、この中には、平和もさることながら、環境問題という、地球は一つだという、この人類が生きて
いる惑星が宇宙の中にぽっかりと浮かびながら、なおかつそこで人類の営み、あるいはほかの動植物が営みをして
いるときに、地球には限りがありますよというようなものを含まれていると思っております。  ですから、私は平和と
いう問題もそうでありますが、環境問題も、ゴルバチョフ元大統領といろいろ交流する中では大変に意識をしており
ます。その意識の中には、私はあえてゴルバチョフ元大統領がこの那覇にお見えになるときに、コメントはしており
ませんという言葉を何回かしておりますけれども、これは広範囲な分野がありますので、なかなか簡単にお話しす
ることではないわけですが、今、議員が指摘をしました。冷戦構造の中で、環境問題が相当なものを世界中に残し
ていると。現に今、アフガニスタンでも、そういう意味ではいろいろあるでしょうし、この沖縄県におきましても、不発
弾の処理も一つの環境問題のものであろうと。そういうものを含めて、なおかつゴルバチョフ元大統領のグリーン・
クロス・インターナショナル、あるいはジャパンというようなものは、広く環境問題を取り扱っております。

 例えば、砂漠と水というような格好でもやっておりますが、これも沖縄の内閣府のいろんなこれからの先端的な技
術という意味では、沖縄のマングローブがいわゆる砂漠化を止める一番有力な手がかりになるのではないかと。な
ぜマングローブがそうなるかというと、塩分があるところでも成育すると。その遺伝子を取り出して、砂漠の中に植え
るような木に移植できれば、人類の地球上の砂漠化を止められるのではないかというようなものにも、ゴルバチョフ
財団も取り組んでいるようでありますから。  

私たちからしますと、もう一つまたゴルバチョフ元大統領のお考えの中には、ロシアは情報通信産業が大変進んで
いると。こういうものの交流もできないかという話もありますから、今、私のこういったロシアを訪問して、まだまだ熟
度がないんで、こういう話をされましても、これからどういう展開をするかというのは言えませんから、きょうはとりあえ
ず、決して言えないというわけでもありませんけれども、意識しながら交流をしているという意味では、平和、そして
環境、そして、これは冷戦構造の中から積み残された環境も含まれている環境と考えてもいいと思いますけれども。
それから情報通信産業、こういうものを考えながら、今度のロシア訪問には沖縄県の経済界含め、そういった関係
者をお呼びかけしながら、ロシアを訪問していきたいなと思っております。


 

 

〜特色ある学校づくりとして〜

一貫した環境教育に取り組む学校の育成について

「森の家みんみん」の環境教育の中での位置づけは?

先日、1月28日には、教育委員会の後援も受けまして、ドイツで生活をしている環境
ジャーナリスト、今泉みね子さんの講演会が中央公民館の講堂をいっぱいにして行
われました。

中学校の生徒、先生たちもたくさん参加をして、本当に深い感銘を与えていましたが、
その感銘の源というのは、実は今泉さんが紹介をしましたドイツのメルディーンが小学
校で使っている木枠のミミズの家、「みみずのカーロ」という本で紹介されている学校
が、1年生から6年生まで一貫して取り組む環境教育の報告でした。

  私は、このように1年生から6年生までの一貫した環境教育を今どのように学校で 取り組まれているのかのその現
状を伺います。

「森の家みんみん」がことしスタートします。その目的が自然環境を学ぶ自然学習の場であり、社会性を学ぶ場でもあ
るという位置づけられています。さて、その「森の家 みんみん」が、環境教育の中でどのように位置づけられているか、
伺います。  


桃原致上 教育委員会学校教育部長

 「みみずのカーロ」の小学校の実践につきましては、去る1月28日、那覇市中央公民館で行われた今泉みね子氏
のドイツの環境教育と市民の取り組みの講演や、著書「みみずのカーロ」で広く紹介されております。これが「みみず
のカーロ」の本でありますけれども、この著書の中では、南ドイツのメルディンガー小学校の子どもたちが自然環境を
守り、それが町の人々の生活に大きな影響を与えていく実践が紹介されております。

 この実践のような、一貫した環境教育を取り組む学校の育成についてですが、現在、那覇市では松川小学校、松
城中学校において各学年を一貫した環境教育実践が行われております。

 松川小学校の実践例として、1年生では「木となかよし」、2年生では「元気に育て」、3年生では「市の人たちの買
い物」、4年生では「きれいにしよう!私たちのまわり〜ごみ減らしを考えて〜」、5年生では「不要品を活用しよう」、
6年生では「よりよい安里川を自分たちの手で」のテーマのもとに、各学年一貫した学習が行われております。

 また、各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間の全教育活動で実践できるよう、環境教育教科領域関連表
が作成され、学習が展開されております。

 一例を挙げますと、6年生の学習では、国語で「明日の地球」、社会科で「地球の環境と平和」、理科で「人と環境」
、道徳で「ふるさとの川」を学ぶとともに、総合的な学習で「よりよい川を自分たちの手で」のテーマをもとに、安里川
の水質調査を行い、その対策について報告会を実施しております。

 那覇市教育委員会としましては、松川小、松城中学校の環境教育研究校の支援を行うとともに、この研究が他校
でも活用されるよう、今後広く紹介をしていきたいと考えております。  また、「みみずのカーロ」の小学校のように、
地域に大きな影響を与える実践が今後展開できるよう、学校と連携して努力していきたいと考えております。


仲田美加子 教育委員会生涯学習部長

 仮称「那覇市立森の家みんみん」は、基本理念に自然との共生、社会性の育成、自主性と創造性の育成、文化の
伝承・創造を掲げ、末吉公園内の自然を生かし、子どもたちが自然体験、社会体験活動を行うための宿泊可能な施
設として、この3月竣工、6月の供用開始の予定でございます。  ご存じのとおり、末吉公園内は、那覇市内で唯一
、自然の森が残されている地域であり、沖縄県鳥獣保護特別指定地区に指定されております。

「森の家みんみん」は、子どもたちが気軽に自然に親しみ、環境を学ぶためには最適の場であると考えております。
学校における総合的な学習の時間や、お泊り保育などでの活用を積極的に図り、子どもたちが自然に親しみ、学び
、大切にする心をはぐくむための機会にしていく考えであります。

 また、完全学校週5日制が実施されようとしている中で、地域の教育力を生かす場、子どもたちの多彩な活動を推
進する場の提供も、「森の家みんみん」の重要な役割であります。

 施設の管理運営は、自然に親しむための活動の環境学習のアドバイスや相談ができるような、専門的知識を有す
る指導者を配置することを委託条件として、環境教育が実施できるNPO団体へ委託いたします。
 
「森の家みんみん」では、各種の自然観察会、野外レクリエーションや自然の再生活動を展開し、環境教育の拠点と
なるよう、活動の充実を図っていきたいと考えております。


高里鈴代

先ほど紹介している「みみずのカーロ」なんですが、ここの一貫性は、先ほど松川小学校のことを紹介してくださって
本当にすばらしいと思うんですが、実は、きのう渡久地修議員からも質問があって、牛乳パックをビンにかえることす
ら、今、教育委員会は困難だと言っているんです。

 実は、この本を読みますと、この本で指摘されているのは、最終処分場ができるというので大変だということで、子
どもたちが先生と一緒に勉強を始めて、そしたらリサイクルをやればいいということでリサイクルを始めた。そして、缶
やビンを一生懸命集めた。それを分類したというんです。ところが、その缶を一生懸命集めるために、一生懸命缶の
ジュースを飲んだという子がいて、お家へ帰ったらまた忘れちゃったと言うんです。

 そして、そこからスタートしたのが、ミミズが土壌を再生産していって、そこにはプラスチックもあるいは缶も、そういう
ものをミミズは食べることができないし、自然に返すことができないんだというところから、徹底してそのミミズを育てる
ことを通して、完全にごみのない学校ができた。そして、地域の環境にまで目がいくようになったということなんです。

 つまり、一貫しているかどうか。学校教育6年制の過程の中で、ある項目ずつはやるんですが、そのことが実際に
子どもたちの生活自体をしっかりと、自然に目を向け、あるいは自然に私たちが生かされていることを学ぶという一貫
性のあることからしましたら、あるいはかなり、今取り組まれていることの再検討も、必要なんではないでしょうか。

それから、きのうも美化の問題がありましたが、美しい花は咲いているけれども、それを育てている土はどのようにし
てつくっているんだろうか。それは水道水で育てているんだろうか。そういうことであったら、美しい花を咲かせるだけ
の目的になってしまわないだろうか。そういう総合的な一貫したものを、「森の家みんみん」のスタートと併せて、一体
、学校教育のその環境教育と「森の家みんみん」とがどのようにつながっているのかという、この関連性を伺いたいと
思います。
 


渡久地政吉 教育長

環境教育は、これから学校教育の教育内容としても重要な位置づけをしなければいけないというふうに思います。ま
た、学校だけでもちろんできることではないんですが、家庭でも、家族の一員としてその役割分担をしなければいけ
ないというふうに考えております。

 これから私たち人類の共通の課題というのは、この環境問題ではないかと思います。地球環境というと、あまりにも
大きすぎて見えない部分があります。しかしながら、だれかがやるであろうという期待感では、もう地球は壊れてしま
います。そういうことじゃなくて、やはりこれからは一人一人が何ができるか、何をしなければならないかという観点か
ら、学校教育もそれを教育する必要があるというふうに思っております。

 これから私たちは一人一人が、やらなきゃいけないこと、人類の共通の課題あるいはこれから21世紀は共生の時
代、ともに生きるということと併せてテーマを考えて、その実践に努めなければいけないというふうに思います。

 先日の牛乳パックの問題、そして本日のミミズの土壌づくり、それが再生産につながるんだということも、大きなこ
れからの実践課題であるというふうにとらえております。学校でももちろん、今ごみ減量、あるいはごみ再利用、ある
いは堆肥づくり等、実践を重ねております。そして、地域のクリーン活動も一生懸命やっております。  さらにまた自
然を、あるいは環境をつくるという面から、花づくり、あるいは学校の樹木を育てるということなど、それぞれが役割
分担を持って、自分の花、自分の木を決めて、それに水をかける、堆肥をやるというようなことも、やはりできることか
らやることが大変大事であるというふうに思います。

 そういうことで、学校でできることと、もう一つは今度は学校を離れて、森の家みんみんで何ができるかということな
んです。ここで徹底して環境教育を実施するという拠点にしたいという考えで、この「森の家みんみん」というのが生ま
れているわけであります。

 環境保護団体のほうとも十分話し合ったんですが、当初は異論もありました。せっかく立派な環境の中に、またこ
の建物を建てるということはどうかという意見もありましたが、ここを拠点にして、やはり環境教育をもっともっと深めて
いこうじゃないか、広げていこうじゃないかということでご理解もいただいて、これからまた6月から供用開始ということ
になりますので、徹底して環境教育をまたやっていきたいと。

 学校でできないようなことも含めて、ここでやっていきたいというふうに思いますので、今後ともまた関心を寄せてい
ただきたいというふうに思います。

 なお、またこれから各学校のそれぞれの重点、あるいはまた実践できることをそれぞれの学校や、あるいは地域の
子ども会等でも取り上げて、徹底することが大事だと思うんです。多事徹底というのはなかなか難しいですから、一事
徹底とかいうような重点を絞り込んで、それぞれの実践が実を結ぶように、今後とも努力を重ねてまいりたいというふ
うに思います。


高里鈴代

私が今回、質問をいたしましたもののねらいは、実は事務事業評価システムです。一つの事業が他の事業を、ある
意味では邪魔をしている。例えば、美化をしているけれども、水道水は大量に使ってしまうとか、あるいは化学肥料を
使っているとか、そういうようなことであっては、実際に一つの事業としていいようであっても、実はそれはほかのこと
を邪魔をしている。あるいは、「コストの問題だ」と言いながら、やっぱり牛乳パックを使用しているということは、実際
はそれを廃棄して、またそれを燃やしたりするわけですね。 ですから、トータルで一つの事業が他の事業を助けるよ
うな、そういうシステムが事務事業評価システムのねらいであろうと思います。

森の家みんみんができた、環境を破壊するような形であの森に家が建ったけれども、それを上回る環境教育、自然
を愛する子どもたちがそこから笑い声があふれている、そういうところに期待をしたいと思います。




 

福祉と環境行政について 

母子生活支援施設建設に向けた環境保全への配慮は?

念願の母子生活支援施設が4億円をかけて建設さることになりました。
どれほど多くの女性たちが待ちわびていたことでしょう。20世帯の母子
がまず生活を共にするその公共施設、公共の共同生活の場であるわけ
ですが、緑、水、そ して環境保全、その場で育つ子どもたちの心身の
育ちを考えますと、どのように行政として配 慮をしているのか、伺います。


糸数健二郎 健康福祉部長

 母子生活支援施設の設計にあたりましては、緑を多く取り入れたやわらかい施設を目標としており、敷地全体に対
する緑地率につきましては17.35%となっております。さらに、2階、3階のバルコニーや敷地境界等にも植栽地を設
けるなど、施設内の緑化に努めております。

 また、雨水の地下浸透につきましても、配慮された設計となっております。雨水の再利用につきましては、将来的
に中庭へ地下タンクを設置して、対応可能な設計にしており、池などを設置することで、敷地内のかん水利用のほか
、中庭と一体となった小動物の住むビオトープ空間の可能性も検討したいと考えております。

 さらに、施設から排出される生ごみにつきましては、施設内にコンポスト化するスペースを確保して、堆肥づくりを行
い、菜園や植栽などへの活用についても、施設運営の中で検討する必要があると考えております。

 母子生活支援施設の建設にあたりましては、できるだけ環境問題等に配慮し、人や自然に優しい施設建設を行い
いやしの空間づくりを目指していきたいと考えております。以上であります。


事務事業評価システムのねらい

私が今回、質問をいたしましたもののねらいは、実は事務事業評価システムです。
一つの事業が他の事業を、ある意味では邪魔をしている。例えば、美化をしている
けれども、水道水は大量に使ってしまうとか、あるいは化学肥料を使っているとか、
そういうようなことであっては、実際に一つの事業としていいようであっても、実は
それはほかのことを邪魔をしている。あるいは、「コストの問題だ」と言いながら、や
っぱり牛乳 パックを使用しているということは、実際はそれを廃棄して、またそれを
燃やしたりするわけですね。ですから、トータルで一つの事業が他の事業を助ける
ような、そういうシステムが事務事業評価システムのねらいであろうと思います。

私は、健康福祉部長に答弁いただきましたけれども、この新たにできる母子支援
施設が、環境の問題についても、水についても、あるいは子どもたちを育てること
についても、あるいは地域とのつながりについても、本当に総合的にその一つの

事業がスタート したときに、よく言われていたんですね。「20世帯のために億円のお金とは贅沢だ」というのが、
この母子支援施設、母子寮支援施設へのものすごいネックになっていた
んです。  けれども、これが本当に母子の生活を支援しながら、そして子どもたちの児童虐待の問題にも事前に
防止しながら、そして今度は、環境問題にもまた目が開かれていきながら、そういうようなところが、また地域にと
ってもその場所が、また一つ光のような場所になっていくということが、この一つ新たに事業するときの重要な点で
はないかと思います。  そういう意味から、ゴルバチョフ氏を訪問するという視点に立っていらっしゃるそのときに、
どうぞ総合的な課題も意識なさりながら、成功を期待いたしますし、また森の家みんみんができた、環境を破壊す
るような形であの森に家が建ったけれども、それを上回る環境教育、自然を愛する子どもたちがそこから笑い声が
あふれている、そういうところに期待をしたいと思います。

[すずよの政策] [すずよのプロフィール] [21世紀は、人づくりから]
[私たちも応援しています]
[おしらせ・イベント情報] [勉強会の報告[すぺーす・結の紹介][おすすめ本の紹介]
[基地・軍隊を許さない行動する女たちの会]
[ゆい通信〜高里鈴代の市議会報告]
[Home]